
1. はじめに:クロス張替え、DIYか業者か?
部屋の雰囲気をガラッと変えたいときに効果的なのが「壁紙(クロス)の張替え」です。
最近はホームセンターやネット通販でもクロスや道具が手軽に買えるようになり、「自分でやってみようかな?」と考える方も増えています。
ただし、クロス張替えは見た目以上に“技術と手間”が必要な作業です。
この記事では、
- DIYで自分で張り替える場合
- プロの業者に依頼する場合
この2つを「料金」「仕上がり」「時間・手間」などの観点からわかりやすく比較していきます。
2. 料金の目安比較
まずは一番気になる「費用」から見ていきます。
ここでは、一般的な6畳の部屋(壁面 約30㎡前後)を例にしています。
※地域や材料、業者によって価格は変わりますので、目安としてご覧ください。
2-1. DIYでクロス張替えをする場合の費用
【6畳・壁のみ張替えのざっくり目安】
- 壁紙代:3,000〜10,000円程度
└ メーカー品の量産クロス:1mあたり300〜600円前後 - のり・道具類:3,000〜6,000円程度
└ ハケ、ローラー、カッター、定規、ヘラ、のり等のセット
合計:6,000〜16,000円程度
すでに道具を持っていて壁紙だけ買い足すなら、1万円以下に抑えることも可能です。
ただし、失敗して貼り直しになると、そのぶん材料費が増えます。
2-2. 業者に依頼する場合の費用
【6畳・壁のみ張替えのざっくり目安】
- 一般的な量産クロス:1㎡あたり800〜1,500円前後(材料+工賃込み)
例:30㎡ × 1,000円 = 30,000円前後
- 追加でかる可能性がある費用
└ 下地補修代(穴・ひび割れなど):数千〜1万円前後
└ 古いクロスの処分費:数千円程度(込みの業者も多い)
合計:3万〜5万円前後が一般的な目安
使うクロスをグレードアップしたり、天井も一緒に張り替えたりすると、もう少し高くなります。
3. DIYのメリット・デメリット
3-1. DIYのメリット
- とにかく費用が安い
業者に頼むのに比べて、材料費だけなので半額以下で済むこともあります。 - 好きなクロスを自由に選べる
少量でも気に入ったデザインを選べます。アクセントクロスに挑戦しやすいのも魅力です。 - 自分のペースで作業できる
休みの日や少しずつ時間をかけて進められます。
完成したときの達成感も大きいです。
3-2. DIYのデメリット
- 仕上がりにムラが出やすい
- 継ぎ目が目立つ
- 角の処理がうまくいかない
- 空気が入りふくらむ
こうした“プロとの違い”はどうしても出やすいです。
- 時間と体力がかなり必要
初めての場合、6畳の部屋で丸一日〜2日かることもあります。
脚立に乗ったり、天井を見上げての作業は、想像以上に疲れます。 - 下地処理が難しい
古いクロスを剥がした後の壁の状態によっては、パテ埋めやすりがけなどの下地処理が必要になります。
ここをきちんとしないと、仕上がりがボコボコしたり、すぐに剥がれてきたりします。
4. 業者に依頼するメリット・デメリット
4-1. 業者に依頼するメリット
- 仕上がりがきれいで長持ちする
プロは下地の状態を見て、必要な補修を行ったうえで施工します。
継ぎ目や角の処理もきれいで、“完成度の高さ”が一番のメリットです。 - 時間がかからない
6畳程度の部屋なら、早ければ1日で完了することもあります。
自分でやる場合と比べて、時間・労力の負担が大きく減ります。 - トラブルがあっても対応してもらえる
施工後に剥がれや浮きが出た場合、一定期間の保証が付いている業者も多く、アフターフォローが期待できます。
4-2. 業者に依頼するデメリット
- DIYに比べて費用が高い
材料費に加えて、職人の技術料・人件費も含まれるため、どうしても料金は高めになります。 - 工事日程の調整が必要
自分の都合と業者の空き状況を合わせる必要があります。繁忙期は希望の日が埋まっていることもあります。 - 業者選びが大事
価格だけで選ぶと、仕上がりやアフターフォローが不十分な場合もあります。
見積もり内容や口コミ、実績をチェックすることが重要です。
5. 向いている人・場面の目安
5-1. DIYが向いているケース
- 賃貸ではなく持ち家で、多少の失敗は気にならない
- アクセントクロスなど、部分的な張替えをしたい
- 予算をできるだけ抑えたい
- 手作業やものづくりが好きで、時間に余裕がある
5-2. 業者が向いているケース
- リビングや来客の多い部屋など、見た目が重要な場所
- 壁の穴・ひび割れなど、下地の状態が悪い部屋
- 天井も含めて全面張替えしたい
- 共働きなどでまとまった作業時間がとりにくい
- 「失敗したくない」「長くきれいな状態を保ちたい」
6. まとめ:費用だけでなく「時間と仕上がり」も含めて選ぶ
最後にポイントを整理します。
- 費用重視ならDIY
→ 6畳の部屋なら、1万円前後〜でチャレンジ可能 - 仕上がりと安心感重視なら業者
→ 同じ6畳でも3万〜5万円前後が目安
見た目以上に、クロス張替えは「下地処理」と「細かい仕上げ」が重要な作業です。
「どこまでのクオリティを求めるか」「どれくらい時間と労力をかけられるか」を基準に、DIYにするか業者に依頼するかを選ぶのがおすすめです。
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